【シニア不倫】60代のリアル!終活で幸せな老後を迎えるために

【シニア不倫】60代のリアル!不倫問題終活で幸せな老後を迎えるために

不倫解決カウンセラー 河村陽子

9歳年下の夫と大学生の娘と3人暮らしで、結婚21年目。福岡県北九州市生まれで、裕福ではない家庭で育ち、自己肯定感が低かった。10代後半にダメ男に9年間貢ぎ、借金生活を経験。営業の世界で成功し、年収1500万円の営業主任となり、9歳年下の後輩と結婚。しかし結婚3年目に夫の不倫が発覚し、7年間苦しむ。夫婦関係を再生し、カウンセラーとなる。2011年から夫の不倫解決専門家として活動し、13年間で9000件以上のカウンセリングを行い、不倫から夫婦円満や離婚後も幸せになれる女性を多数サポートしている。

こんにちは。不倫解決カウンセラー 河村陽子です。今回のブログでは、私のYouTubeチャンネル
不倫解決カウンセラー 河村陽子のチャンネル
にアップしている動画「【60代のリアル】シニア世代不倫で気を付けること」を中心に、シニア世代の不倫事情と、その先にある終活の大切さについて詳しくお伝えします。60代を過ぎても、不倫に悩む方は実は珍しくありません。長寿社会となった今だからこそ、“いつまでも若くいられる”という一方で、“身体的な衰えは確実に進む”という現実もあります。そこで大切なのが、将来の自分自身や家族のために早めに準備をしておくこと。とくにこれまで不倫問題を繰り返してきた方こそ、しっかりとした終活を始めていただきたいと強く思います。

ここでは、シニア不倫がもたらす問題点や終活の重要性、そして60代になったからこそ考えておきたい具体的なポイントを、ブログ形式で綴っていきます。もしあなたが「もしかしたら、夫(妻)が不倫をしているかもしれない」「離婚までは考えていないけれど、老後が不安」と感じているなら、ぜひ最後までご覧いただければと思います。この記事をきっかけに、あなたとご家族の未来が少しでも安らかになるヒントが見つかりますように。

また、YouTubeチャンネルではさらに詳しいお話をしていますので、ぜひそちらの動画もチェックしてみてくださいね。

シニア不倫が増える背景と、60代だからこそ気を付けたいこと

近年、シニア不倫の相談が増えてきています。私の元にも60代後半、70代前半の方からご相談を受ける機会が少なくありません。昔は「若い世代の浮気や不倫」が取り沙汰されることが多かったのですが、インターネットが普及し、SNSやマッチングアプリなどを通じて年齢を問わず出会いの場が増えていることも一因でしょう。また、介護や老後の備えといった現実的な問題から逃げたいという気持ちも働き、「最後の恋」を求めるように不倫をしてしまう方もいます。

特に60代の方は、まだ体力があるうちに人生を謳歌したい、という願望をお持ちの方が多いです。昭和の時代とは違い、今の60代は若々しく、精神的にもパワフルな方が増えています。しかし、どんなに心が若くても、体の衰えは必ずやってきます。介護問題や終活に直面したときに、「自分がずっと不倫を続けてきたばっかりに、家族の絆がズタズタだった」と後悔する方も少なくありません。

若々しさと老いの狭間で揺れるシニア世代

体は衰えていっても、「まだまだ恋愛できる」「まだまだ遊べる」と感じるのが60代のリアルな声です。実際に「60代で夫が不倫をし続けている」「妻が年下の男性と不倫している」といったケースは珍しくありません。
しかし、そこで見落としがちなのが、「万が一、自分や配偶者が病気や介護が必要になったとき、いったい誰が支えてくれるのか」という大切な視点です。長年の不倫で関係が壊れていると、いざというときに家族とギクシャクしたまま、誰も手を差し伸べてくれない…。そんな悲劇は何としても避けたいものですね。

シニア不倫が招く熟年離婚と、その先の介護問題

子育ての期間に不倫をされてきた場合、配偶者が「長年の恨み」を蓄積していることが多々あります。子育てをワンオペで頑張ってきた側にしてみれば、不倫した当事者を老後に介護しなければならないなんて、とても耐えられない話でしょう。実際に、不倫が原因で「子供が独立したら離婚しよう」と考えている方は思いのほか多いのです。

熟年離婚の増加と終活の必要性

特に60代に突入すると、健康寿命や認知機能など、不安要素が一気に増えてきます。ここで夫婦関係がバラバラになっていると、のちに自分が要介護になったとき、誰が面倒を見てくれるのでしょうか。もし離婚していたなら、子供や孫に大きな負担をかけてしまうかもしれません。それを防ぐために、どうしても避けて通れないのが終活です。終活は単なる「死の準備」ではなく、「自分が最期まで安らかに、納得のいく生き方ができるように、今から整えておく活動」と言い換えると分かりやすいかもしれませんね。

60代が考えておきたい「不倫問題」と「終活」の具体的なポイント

終活といってもさまざまな内容がありますが、特にこれまで不倫問題を繰り返してきた方は、下記のポイントを優先的に整理しておくとよいでしょう。

不倫の証拠や思い出の断捨離

長く不倫をしていると、つい「思い出の品」や「写真」「メール・チャットの履歴」などを残してしまうものです。しかし、これは配偶者や子供たちに見つかったら大問題につながります。万が一、自分が急に倒れてしまったり、認知症の症状が出たりして管理ができなくなった場合、家族がそれらを見つけてしまうかもしれません。
「不倫は絶対にしてはいけない」—これは言うまでもありませんが、もし過去にそうした事実があるなら、早めにリスクを排除しておきましょう。残された家族がただでさえ辛いときに、さらに大きなショックを受けるのは避けたいですよね。

財産とデジタル遺産の整理

財産分与に関しては、遺言書の作成が非常に重要です。不倫を繰り返してきた方であればあるほど、「どこかに隠し口座があるかもしれない」「不倫相手に財産を渡すつもりだったのでは?」と家族が勘繰る原因になります。そんな不信感を残したまま亡くなると、家族の間で争いが起こるかもしれません。
また最近は、ネット銀行やFX、仮想通貨、SNSアカウントなどのデジタル遺産が問題になるケースも増えています。パスワードや暗証番号が分からないままだと、手続きがとても大変になります。ぜひ専門家や信頼できる第三者へ情報を預けたり、自分自身で一覧表を作成したりして、混乱を防ぎましょう。

介護・葬儀・お墓の希望を整理する

介護が必要になったとき、誰にどのように手をかけてもらうのか、また死亡後の葬儀やお墓をどうしたいのか、元気なうちに家族と話し合っておくことが大切です。特に長年不倫をされてきた側にとっては、配偶者の介護は精神的な抵抗が大きいもの。そこで話し合いを避けたままでいると、いざというときに「もう面倒は見ません」と言われる可能性もあります。
「自分の最期はこうしてほしい」「お墓はどこそこに入りたい」「葬儀はこうして執り行ってほしい」といった希望は、エンディングノートや口頭、あるいは動画メッセージなど、家族にわかりやすい形で残しておくようにしましょう。

エンディングノートの大切さと、家族への感謝

私が特におすすめしたいのは、エンディングノートの作成です。エンディングノートとは、自分の人生を振り返りながら、家族や大切な人たちに向けたメッセージや、万が一のときの連絡先、葬儀・お墓・財産などについてまとめておくノートのことです。
「不倫をして迷惑をかけた」という自覚がある方は、とくに言葉で謝罪と感謝を伝えておくことで、残される家族の気持ちが少しでも和らぐ可能性があります。「あのときは本当に悪かった」「迷惑をかけたけれど、あなたがいたからこそ自分は救われた」といった一言があるだけでも、家族の受け取り方は大きく変わるものです。

家族に遺す想いが“マイナス”から“プラス”に変わるかもしれない

たとえ配偶者や子供が「もう今さら…」と思っていたとしても、最後の最後に気持ちを伝えられれば、遺された側も少しは前を向きやすくなるかもしれません。まさに「やらない善よりやる偽善」で構わないと私は思います。行動を起こさないよりは、どんなに遅くても思いを残すほうが、人生にとって大切ではないでしょうか。

【動画案内】シニア不倫を悩む方へ「60代のリアル」をお届けします

今回のテーマについて、より詳しいお話は
不倫解決カウンセラー 河村陽子のYouTubeチャンネル
の動画「【60代のリアル】シニア世代不倫で気を付けること」にてお話ししています。実際のカウンセリング事例や、私自身の体験談を踏まえながら、より現実的なアドバイスをお伝えしています。
文章では伝わりづらい空気感や、私の思いを深く理解していただけるかと思いますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。また、動画の最後のほうでは私の「将来の終活プラン」や「家族の在り方」なども語っています。あなたにとっての参考やヒントになるはずです。

一緒に幸せな老後をデザインしましょう

シニア世代の不倫は決して他人事ではありません。不倫をしている方も、された方も、あるいは自分が子供として親の不倫問題に振り回されてきた方も、今からできる備えを始めましょう。誰しも人生は一度きり。最期のときに「あのとききちんと整理をしておいて本当によかった」と思えるよう、アクションを起こしてみてくださいね。

まとめ:シニア不倫を乗り越えて、後悔のない終活を

いかがでしたでしょうか。シニア不倫によって夫婦関係や親子関係がこじれると、終活のときに大きな障害となりがちです。ですが、60代の今からでも遅くはありません。過去を振り返り、罪悪感や後悔を正直に受け止め、家族と話し合いながら問題解決に向けて一歩を踏み出してみましょう。不倫の清算と同時に財産やデジタル遺産の整理など、具体的な準備を行えば、きっと明るい展望が見えてくるはずです。

シニア世代という人生の大きな節目だからこそ、過去の経緯を含めてしっかりとけじめをつけ、新たなスタートを切るきっかけにしてみてはいかがでしょうか。あなたが心から納得できる形で終活をしていくことが、残された家族にとっても何よりの贈り物になると私は信じています。

最後に、もし今現在シニア不倫問題で悩んでいる方がいらっしゃれば、ぜひ
不倫解決カウンセラー 河村陽子のYouTubeチャンネル
や私のカウンセリングのページをご覧ください。少しでもお役に立てれば幸いです。あなたとご家族が、幸せで穏やかな老後を迎えられますように。

-熟年夫婦