こんにちは、不倫解決カウンセラー 河村陽子です。近年、コロナ禍やテクノロジーの進化に伴って、マッチングアプリを使う人が急激に増えています。手軽に出会いを探せる便利なツールとして認知される一方で、“マッチングアプリ不倫”という新たな問題が深刻化しているのをご存じでしょうか。
実は私の元にも、「旦那の不倫に腹が立って、マッチングアプリで仕返ししようとしたら、逆に騙されてしまった」「さびしさを紛らわせるため登録したのに、ネットワークビジネスに勧誘されてしまった」など、さまざまなお悩みが寄せられます。ちょっとした興味や復讐心からアプリを始めた結果、さらに取り返しのつかないトラブルに巻き込まれてしまう例も少なくありません。
本記事では、マッチングアプリ不倫が増えている背景や、具体的なリスク、そして実際に起こりやすいトラブル事例を挙げながら、「今、あなたがどのように行動すべきか」を詳しくお伝えしていきます。途中では、より詳しい情報を得るために私のYouTubeチャンネル「不倫解決カウンセラー 河村陽子」への誘導もご案内しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。あなたの大切な時間と心を守るための、少しでもお役に立てれば幸いです。
マッチングアプリ不倫が急増する背景
コロナ禍以降、対面での飲み会や合コン、イベントなどが激減し、日常的に新しい人と出会う機会が大幅に減ってしまいました。その結果、「オンラインなら安全だろう」「忙しい合間に手軽に出会いを探せる」と考え、マッチングアプリを利用する人が増えたわけです。
ところが、気軽に始められるメリットがある一方で、既婚者が独身のフリをして登録しやすいというデメリットも浮上しています。実際、「旦那がマッチングアプリ不倫をしていた」「妻がSNSを見ていたら、別の男性とアプリで知り合っていた」など、夫婦間トラブルとして相談が寄せられるケースは増加傾向です。
夫の不倫に傷ついた奥様が登録するケースも多い
「彼（夫）が不倫しているんだから、私も自由にしていいよね？」という思いからマッチングアプリを始める奥様も少なくありません。裏切られた悲しみや怒りを紛らわせるため、あるいは復讐目的で登録すると、思いがけない落とし穴にハマってしまう可能性もあるのです。
私のカウンセリング経験では、こうした衝動的な行動が後々大きなトラブルを招き、不倫発覚時以上に精神的ダメージを負う方を数多く見てきました。感情的になったままの状態でアプリを始めてしまうと、“正常な判断”ができなくなりがちだからです。
マッチングアプリ不倫に潜むリスク
マッチングアプリ不倫は、単に「出会いが増える」というだけにとどまりません。以下のようなリスクを見落としていると、大変な目に遭う可能性があります。
既婚者ややりもくが当たり前に紛れ込んでいる
マッチングアプリでは、「実は既婚者だった」「最初から体だけが目的だった」というケースが非常に多いです。アプリの登録時に身分証明を求められる場合もありますが、結婚の有無まではわからないため、実質的には本人の申告次第。中には職業や収入、名前すら偽っている人もおり、彼らは都合の悪いことを隠したまま女性に近づいてきます。
やりもくの典型的なサイン
- 初回や2回目のデートで即座に体の関係を求める
- 断った途端にブロックされる、急に連絡が途絶える
- 夜遅い時間のメッセージや電話には応じない（家族にバレたくない既婚者である可能性）
- 会う場所が常に個室や車内、もしくは相手の家（本命ではなく、あくまで遊び相手扱いされている）
このような言動が見られたら要注意です。相手の言い分がどんなに甘い言葉で包まれていようとも、最終的にあなたの心だけでなく、時には身体や金銭面でも傷を負うリスクが潜んでいます。
ネットワークビジネスや投資勧誘のターゲットにされる
体目当てだけでなく、ネットワークビジネスやマルチ商法、投資詐欺の勧誘を目的としてマッチングアプリを利用している人も数多く存在します。
こんな誘いにご用心
- 「君はもっと稼げるはず」と将来の夢や高収入プランを語ってくる
- 「僕の尊敬している人に会わせたい」と3人での面談を提案してくる
- やたらと仕事や収入のことを質問し、あなたの抱えている悩みや不満を聞きたがる
一見、真剣にあなたを気遣っているように見えることもありますが、最終的には高額な商品や加入料を支払わされるケースが頻発しています。こうした“二重の不倫トラブル”を抱え込む前に、まずは相手の言動が不自然に思えたら早めに距離を置くことが肝心です。
マッチングアプリ不倫で起こりやすいトラブル事例
上記のリスクから、実際にはどのようなトラブルが起きるのでしょうか。私のカウンセリング現場やクライアント様からの相談内容をもとに、典型的な事例を挙げてみます。
既婚者だと知らずに妊娠トラブルに発展
「マッチングアプリで出会った素敵な男性と深い仲に。かなり真剣に交際しているつもりだったが、実は相手には奥さんと子どもがいた…」というケースは非常に多いです。最悪の場合、妊娠が発覚した後で事実を知らされ、「中絶してほしい」「俺には責任が取れない」と迫られることも。ここで相手が逃げてしまえば、精神的にも金銭的にも大きなダメージを受けるのは女性側になります。
さらに不倫の責任追及もあり得る
相手が既婚者と知った上で関係を続けていた場合、逆にあなたが「不倫の当事者」として責任を追及される可能性もあります。こうなると旦那様の不倫以上にややこしい事態に陥り、家庭崩壊を招きかねません。
お金のトラブル・詐欺的行為
マッチングアプリを入り口として知り合った相手に「投資の話を持ちかけられ、まとまったお金を渡してしまった」「ネットワークビジネスで多額の商品を買わされたが、実際はまったく価値のないものだった」という事例も珍しくありません。夫の不倫で気持ちが落ち込んでいるときほど、甘い言葉や“将来への期待”についすがりたくなってしまうのです。
小さな費用負担から始まるパターン
最初は「セミナーに行くだけ」「教材をちょっと買うだけ」で済んでいても、気づけば高額ローンを組まされ、後には引けない状態になる方もいます。その際、「妻がマッチングアプリで浮気をしていた」という事実が夫や周囲にバレるのを恐れ、なかなか相談できないまま深みにはまるケースが多いのです。
マッチングアプリ不倫が招く心理的ダメージ
一度不倫や裏切りを経験して傷ついた心は、正常な判断を難しくさせます。
なぜ心の傷は深くなってしまうのか
- 自己肯定感の低下
「夫に浮気された自分は魅力がないのでは」「相手にされないなら誰でもいい」といった感情に陥りやすくなり、“注意深く相手を見極める力”が損なわれてしまう。 - 焦りや寂しさ
裏切りに対する怒りが原動力となり、「早く誰かに認められたい」「夫よりもいい男を見つけたい」と焦るため、相手の信頼性を確かめずに関係を深めがち。 - 自暴自棄
「もうどうでもいい」「痛い目に遭っても構わない」と開き直り、結果的に危険な相手や環境に飛び込みやすくなる。
心がボロボロになった後の孤立
マッチングアプリ不倫でトラブルに巻き込まれると、その事実を周囲に相談しづらい場合が多いです。表面上は「復讐が成功した」と強がっていても、実際には自分のしたことに嫌悪感を抱き、さらに不倫関係の当事者として責任を負うリスクさえ生じます。「誰にも言えない」という孤立感が、傷を深める一因です。
トラブルを避けるための具体的な回避策
マッチングアプリ不倫によるリスクを最小限に抑えるには、どうすればいいのでしょうか。以下では、すぐに実践できる具体的なポイントを紹介します。
冷静になる時間をつくる
まず、旦那様の不倫を知って気持ちが乱れているなら、すぐにマッチングアプリへ飛び込むのはやめましょう。カッとなって行動を起こしてしまうと、思わぬ落とし穴にハマる可能性が高まります。泣きたいなら泣く、怒りたいなら怒る。それらの感情を一通り吐き出してからでも遅くはありません。
専門家や第三者のアドバイスを受ける
怒りや悲しみで判断が鈍っているときは、とにかく客観的な視点が必要です。信頼できる友人や専門家、カウンセラーに相談することで、「今のあなたにとって必要な行動は何か」を整理できるでしょう。私自身も、YouTubeチャンネル「不倫解決カウンセラー 河村陽子」で夫婦間の修復方法や、不倫問題解決のポイントを具体的にお話ししています。よろしければ参考にしてみてください。
相手の情報を安易に鵜呑みにしない
マッチングアプリのプロフィールやメッセージで得た情報は、“本人が申告しているだけ”のものがほとんどです。職業や経歴、 marital status（既婚・独身）など、あらゆることが偽られている可能性を念頭に置きましょう。特に「医者」「大手商社マン」「経営者」といった肩書きを自慢する相手には注意が必要。少しでも怪しいと感じたら、一旦は連絡を控えて状況を見極めるのが得策です。
そもそも「仕返し」にならないと理解する
夫に不倫をされたからといって、自分が不倫をしても“同じ土俵”に下りるだけで、仕返しにはなりません。むしろ、あなたの方が新たなトラブルに巻き込まれ、取り返しのつかない傷を負う可能性が高まるだけです。本当の意味で精神的な安定や満足を得たいのなら、マッチングアプリ不倫に走る前にもっとできること、知るべきことがあるはずです。
不倫解決カウンセラー 河村陽子からのメッセージ
マッチングアプリの世界は、出会いの可能性を広げる一方で、嘘や欺瞞、リスクの温床にもなり得る場所です。マッチングアプリ不倫に足を踏み入れてしまうと、あなたが望んでいた“幸せ”よりも、さらに大きな“傷”を抱えることになるかもしれません。
私が日頃からお伝えしているのは、「不倫をしたいからしているのではなく、何か別の理由で心が満たされていないから、不倫やマッチングアプリに目が向いてしまう」ということ。その“満たされていない部分”を、どう解決していくかが本当の課題です。
- 夫婦関係を修復したいのなら、まずはプロのカウンセリングや弁護士への相談を検討する
- どうしても気が晴れないなら、友人・知人の力を借りて一時的な癒やしの方法を探す
- 離婚や再出発を考えているのなら、専門家と一緒に今後の人生設計を冷静に考える
マッチングアプリを使って一瞬のドキドキや「仕返しの快感」を得ても、長い目で見たときにあなたが本当に求める幸せにつながるでしょうか。もし少しでも疑問を感じたなら、ぜひ立ち止まって考えてみてください。
私のYouTubeチャンネル「不倫解決カウンセラー 河村陽子」では、夫婦間の問題や不倫トラブルを解決するヒントを余すことなくお話ししています。あなたの心の荷物が少しでも軽くなり、前向きな一歩を踏み出せるよう、今後も有益な情報を発信していきますので、ぜひチャンネル登録をお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もしこの記事がお役に立てたら嬉しいです。あなたが真の意味で笑顔を取り戻し、より幸せな未来へと進めることを心から願っています。