こんにちは、不倫解決カウンセラー 河村陽子です。
私はこれまで数多くの不倫相談を受けてきましたが、その中でも特に多いのが「ダブル不倫」にまつわるご相談です。ダブル不倫とは、既にパートナーのいる男女がそれぞれに配偶者を持ちながら関係を持つ状態を指します。お互いにリスクがある分、やめられないスリルがあったり、一方では家庭を大切に思いながらも止められない心の葛藤があったりと、複雑な感情が渦巻くケースが多いのが特徴です。
本記事では、私のYouTubeチャンネル(不倫解決カウンセラー 河村陽子)でも取り上げている「ダブルの不倫メリット」というテーマを中心に、ダブル不倫に陥る背景や具体的にどんな魅力・メリットを感じているのか、そして実際にどのような影響を及ぼしていくのかを詳しく解説していきます。併せて、ぜひ最後までお読みいただき、YouTube動画のほうもご覧になってみてくださいね。
ダブル不倫のメリットが注目される理由
一般的に「不倫」というと、社会的な批判や家族の裏切りなど、デメリットがすぐに思い浮かぶ方が多いでしょう。しかし私が日々カウンセリングをしていると、不倫に手を染めている当事者が「それでも続けたい」と感じる理由には、実はある程度のメリットがあることに気づかされます。もちろん、ここでいうメリットとは倫理的に肯定できるものばかりではありません。しかし、当事者同士が「これは魅力だ」「これがあるから離れられない」と感じてしまう要因として、冷静に知っておく必要があるのです。
実際のところ、ダブル不倫のメリットについて語ると、「そんなものがあるなんて不倫されている側からすれば許せない」と怒りを覚える方もいらっしゃるでしょう。私も被害者側のお気持ちは痛いほどわかります。しかし、不倫当事者が自身の行動を継続する背後には、必ず何らかの“続ける理由”が存在するわけです。こうした「継続の動機」を知ることは、ご自身のパートナーがダブル不倫をしていたり、あるいは過去に不倫をされて傷ついたりした方々にとっても、今後どう対処していくかを考えるヒントになるかもしれません。
ダブル不倫が増えている背景
近年、SNSやマッチングアプリなどを介した“偶然の再会”や“非日常的な出会い”が増えています。既婚者同士であっても、こうしたツールや交友関係を通じて知り合い、やがて深い関係に陥るケースが後を絶ちません。特に40代以降の男女は、子育てや仕事での負担がピークを越え、「自分が女性(男性)として見られていないのではないか」「今のまま人生が終わっていいのか」といった不安や焦りを感じやすい時期です。
そこに、「お互い配偶者がいる」という状況がむしろ都合のよい割り切りを生みやすくなり、スリルや変化を求める人の心理に拍車をかけるのです。こうした背景が、ダブル不倫の増加と、その継続を助長している要因だといえます。
ダブル不倫のメリットに潜む本音
ダブル不倫をする人たちが感じているメリットとして、主に次のような声が挙がります。
・お互いに既婚だからこそ「気楽」に関係を続けられる
・性的魅力を再確認でき、自己肯定感が高まる
・家庭内での不満や悩みを共有し合える
・背徳感やスリルを味わうことで刺激になる
・罪悪感からむしろ夫や妻に優しくなり、夫婦仲が改善する場合もある
当然ながら、これはあくまで“不倫当事者の感じる一面”であって、客観的に見れば大きなリスクやトラブルの火種が潜んでいます。しかしながら、これらの要素こそが当事者を離れがたくさせる理由でもあるのです。ここからは、それぞれのポイントをもう少し掘り下げていきましょう。
割り切った関係ができる気楽さ
既婚者同士だからこそ、「離婚しないまま続ける」という前提が暗黙の了解となりやすいのがダブル不倫です。子育てが落ち着き、夫や妻との関係がマンネリ化しているという共通の背景がありつつ、「離婚までは考えていない」という思いが一致しているため、あえて深刻になりすぎずに関係を続けようとするわけです。
また、「シングル相手だと本気度が強くなりすぎて面倒」「独身相手よりダブル不倫のほうがリスクを共有できてやりやすい」といった声もよく聞きます。倫理的には問題が大きいものの、当事者同士としては“同じような立場”であることが最大の気安さになるのでしょう。
性的魅力の再確認と自己肯定感アップ
長年の夫婦生活では、どうしても性生活がマンネリ化しやすく、セックスレスになりがちという悩みを数多く聞きます。特に女性は40代以降、「このまま女として見てもらえずに終わるのか」という漠然とした不安を抱えやすいもの。男性からしても、妻の性的関心が自分に向かなくなったと感じると、意気消沈してしまいます。
そこへ「外の異性から求められる」ことで、「まだ自分にも魅力がある」「女(男)として通用している」と肯定感を得るのです。言うまでもなく家庭内の問題を根本解決していないため、根深い部分では不満や虚しさは残り続けるものの、一時的には“刺激的な関係”が快感や自信をもたらすのです。
家庭の愚痴や育児・教育問題を相談できる
40代〜50代ともなると子どもの受験問題、嫁姑問題、親の介護や夫婦の将来設計など、悩みの種は尽きません。本来ならば夫婦間で話し合うべきこうしたテーマが、うまく共有できず夫婦喧嘩に発展したり、あるいは相手が聞く耳を持たなかったりすると、一気に不満が爆発してしまいます。
そこで配偶者ではなく不倫相手の異性に相談することで、「やっぱり理解してくれる人がいる」という安堵感を得られるのです。ダブル不倫の場合、お互いに「夫(妻)とのすれ違い」を抱えていることが多いので、「あなたもそうなんだ」「うちの妻(夫)も聞いてくれないのよ」と、共感しやすい点が一種の“絆”を生み出します。
背徳感やスリルが魅力に変わる
「昼間のラブホテルはダブル不倫だらけ」という話を耳にしたことがあります。私はカウンセラーとして調査の一環でいろいろなお話を伺うのですが、実際にホテル業界の知り合いからも「昼間こそ不倫カップルの利用が多い」と聞くことがありました。
家事や仕事の合間を縫って、わずかな時間に会う。夕方には何食わぬ顔で帰宅し、食事の準備や子どもの送り迎えをする。その二重生活自体に背徳感とスリルを覚え、そこに魅力を感じてしまう人もいるのです。実際には、家族を裏切りながらも“母親や父親”という自分を全うする姿が、当事者の中で「私って罪深い…でもやめられない」という自己陶酔に変わっていくケースが少なくありません。
夫や妻との関係改善につながる場合がある
皮肉な話ではありますが、ダブル不倫で満たされた気持ちが「罪悪感」を伴うことにより、「家で優しくしなきゃ」「愛想良くしなきゃ」という行動につながり、結果的に夫婦仲が良くなることもあるようです。
例えば、昼間に不倫相手と深い関係を持ち、その直後に罪悪感から家族にサービスをする。子どもにやけに優しくなったり、妻(夫)に今さらながらプレゼントを買ってきたり。周囲から見れば「突然どうしたの?」と戸惑うばかりですが、不倫当事者は「自分を正当化する」ために行動を起こしているとも言えます。とはいえ、継続すれば遅かれ早かれ矛盾が生じ、発覚した際には大きなトラブルに見舞われる可能性が高いのも事実です。
ダブル不倫のメリットに隠された危うさ
ここまで解説してきたように、ダブル不倫のメリットは当事者の心理的欲求を一時的に満たすものであり、その魅力が強ければ強いほど長続きしやすいのです。しかしながら、背後には当然ながら“家庭崩壊”や“財産分与・慰謝料請求”など、重大なリスクが潜んでいます。実際に不倫が発覚してしまえば、社会的信用や家族の信頼を失うケースも少なくありません。
不倫が発覚してしまったあと、どれだけ後悔しても、「あの時は楽しかったから」という理由では何ひとつ解決になりません。配偶者や子どもへの謝罪や生活の再建、さらには自身の精神的ダメージに対処していく過程は想像以上に辛いものです。もし今、ダブル不倫の渦中にいる方がいらっしゃるならば、一時的なメリットによってもたらされる快楽が、最終的にどれほどの代償を伴うかを考える必要があるでしょう。
自分の人生をどう満たすかを見つめ直す
ダブル不倫で得られるメリットは、突き詰めれば「自分が満たされたい」「女性(男性)としての自信を取り戻したい」という欲求の表れである場合がほとんどです。これは必ずしも悪いことではありません。人は誰しも愛されたい、求められたいという思いを抱くものです。
しかし、それを違う形で満たせる方法は他にないのでしょうか。例えば、夫婦間で話し合いの場を積極的に設ける、夫婦カウンセリングを受ける、日常的な楽しみを見つけるなど、もっと建設的なアプローチがあるはずです。短期的な刺激やスリルを求めてしまう気持ちは理解できますが、それが自分や家族の幸せと真正面から向き合わずに逃げる行為である可能性が高いという点は、決して忘れないでいただきたいです。
「ダブル不倫のメリット」の真実をもっと知りたい方へ
私のYouTubeチャンネル「不倫解決カウンセラー 河村陽子」では、今回ご紹介したダブル不倫のメリットやデメリットを、より具体的な事例を交えながらお話しています。特に、こちらの動画(ダブル不倫のメリット)の回では、「不倫妻や不倫夫がなぜダブル不倫をするのか?」という疑問を深く掘り下げて解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、動画内ではダブル不倫だけでなく、「サレ妻・サレ夫がどのように不倫問題を乗り越えていくか」についても触れています。私の公式LINEにご登録いただくと、不倫の解決に向けた5ステップ動画や、不倫年表といったコンテンツも無料でプレゼントしております。ご興味のある方は、ぜひLINEから受け取ってみてください。
【まとめ】メリットより大切なのは「本質」への目線
ダブル不倫を続ける側からすれば、ダブル不倫のメリットは複数存在し、時に家庭がギクシャクしている時の心のよりどころにもなるでしょう。ですが、そのメリットは本質的に見ると、「あなた自身が本当は何を求めているのか」「今の夫婦関係をどうしたいのか」を曖昧にしたまま得られる、一時的な心の安定に過ぎません。
本来、夫婦間の問題や自分自身の孤独感は、他の異性と関係を持つことで解消されるものではなく、根本にある問題に向き合ってこそ乗り越えられるものです。もしあなたやご友人がダブル不倫による刺激やスリルに魅力を感じているならば、まずは自分の心に「何が不足しているのか」「本当に欲しいものは何か」を問いかけてみてください。
次はデメリット編の動画もぜひチェックを
今回の記事では、ダブル不倫において当事者が抱くメリットやその背景を中心にお伝えしました。私のYouTubeチャンネルでは、このメリットに続いて「ダブル不倫のデメリット」を解説する回もございます。実際にはメリットだけでなく、むしろデメリットのほうが重大だったという当事者の声も非常に多いのです。
ぜひ次の動画もご覧いただき、不倫関係の闇と光、そして本当の解決への糸口を見つけていただければ幸いです。グッドボタンやコメント、チャンネル登録もいただけると励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。もし今、不倫問題でお悩みの方がいらっしゃれば、お一人で抱え込まずに私のLINE公式やカウンセリングに気軽にご相談ください。あなたが一歩踏み出すことで、必ず新しい道は開けていきます。