【離婚する夫婦の特徴】将来離婚率98%!?6つの共通点を知って回避する方法

【将来離婚する夫婦】離婚率98%の夫婦の特徴がある

不倫解決カウンセラー 河村陽子

9歳年下の夫と大学生の娘と3人暮らしで、結婚21年目。福岡県北九州市生まれで、裕福ではない家庭で育ち、自己肯定感が低かった。10代後半にダメ男に9年間貢ぎ、借金生活を経験。営業の世界で成功し、年収1500万円の営業主任となり、9歳年下の後輩と結婚。しかし結婚3年目に夫の不倫が発覚し、7年間苦しむ。夫婦関係を再生し、カウンセラーとなる。2011年から夫の不倫解決専門家として活動し、13年間で9000件以上のカウンセリングを行い、不倫から夫婦円満や離婚後も幸せになれる女性を多数サポートしている。

こんにちは。不倫解決カウンセラー 河村陽子です。
私はこれまで13年間、1日も休むことなく不倫問題・夫婦問題のカウンセリングに携わってきました。おかげさまで、累計で1万件近いご相談をお受けしてきた実績があります。その中で「ああ、このままだとおそらく将来は離婚してしまうのではないか……」と感じる夫婦には、いくつか共通点がありました。

不倫問題が起きても関係を修復し、最終的には仲良し夫婦のまま添い遂げるご夫婦もいます。一方で、不倫問題はないのに熟年離婚に至るご夫婦もいます。実際、離婚の原因は必ずしも「浮気・不倫」だけではありません。お金の価値観の違いだったり、言葉が足りなかったり、高圧的な態度が続いてしまったり……。そういった要素が積み重なると、時間の経過とともに「もう我慢できない」「離婚したい」という気持ちが大きくなってしまうのです。

今回は、私のカウンセラー経験から導き出した「将来離婚する夫婦の特徴」を、6つのポイントに分けて詳しくお伝えします。そして、どうしたらその“危険信号”を回避していけるのか、具体的なヒントも盛り込んでいきます。最後には、YouTubeチャンネルへのご案内もありますので、ぜひ参考になさってみてください。


離婚する夫婦の特徴は本当にある?不倫がなくても離婚するケース

「夫や妻が浮気していないのに、なぜか離婚することになった」「そもそも大きなケンカなんてした覚えもないのに、気づいたらお互い離婚を考えるようになっていた」──こういったご相談を受けることが増えてきました。実際、「夫婦の不一致」や「性格の不一致」が離婚原因のトップに挙げられることは珍しくありません。

不倫がきっかけになることも確かに多いのですが、日常生活の中にある“小さな不満”や“不安”が積もり積もって、最終的に離婚を決断するご夫婦も数多くいらっしゃいます。では、その“不一致”や“小さな不満”を生み出しているのは、どのようなポイントなのでしょうか?

次の章では、私が13年以上にわたり不倫問題・夫婦問題の相談をお受けする中で特に感じた「離婚する夫婦の特徴」のうち、代表的な6つの共通点についてご紹介します。これらのポイントをしっかり理解し、早めに対処しておくだけでも、将来の離婚リスクをグッと下げることができるはずです。


離婚する夫婦の特徴【6つのポイント】

ここからは、将来離婚率98%といわれるほど危険度の高い6つの特徴をお伝えします。どれか1つでも当てはまるものがあるなら要注意。さらに2つ、3つと重なっている場合は、早めに夫婦関係を見直す必要があるかもしれません。

お金の価値観が合わない

結婚してしばらく経つと、夫婦のお金に関する考え方の違いがじわじわ表面化してきます。たとえば、以下のようなケースです。

  • ケチすぎる・浪費しすぎる
    夫が異常なまでにケチで、食材の数十円単位の差額を責め立てる。あるいは、逆に夫や妻が浪費家で大金を一気に使ってしまう。どちらにせよ、相手の金銭感覚を「理解不能」と感じる状態が続くと、不満はどんどん膨らみます。
  • 生活費を小遣い感覚で扱う
    妻が買い物するたびに細かくチェックしたり、収入が月に数十万円程度なのに「俺ぐらい稼いでこい」と高圧的に言う夫がいたりすると、相手への不満が根強く残りやすいです。
  • お金の管理に対する考え方が真逆
    たとえば、貯金重視派の夫と、投資・自己投資重視派の妻が対立してしまう……。どちらが正しいというより、そもそもの価値観が噛み合わないと衝突が増え、将来的に離婚の要因になりやすいです。

お金は日常のあらゆるシーンに関わってきますから、価値観の相違は避けられないことも多いです。しかし、「多少の違いなら受け入れる」という気持ちが持てないと、摩擦はどんどん増えていきます。

夫婦で過ごす時間が極端に少ない

共働きが当たり前となった現代、夫婦で一緒に過ごす時間を確保することは意外に難しい問題です。会社の付き合い、ゴルフ、友人との飲み会、趣味の時間など、個々の事情で家にいないことが多いかもしれません。

ただし、「夫婦で過ごす時間の量=夫婦仲」ではありません。一緒にいる時間が短くても、その時間をどう過ごすか“質”が大事です。たとえば、1日の終わりに30分だけでもお互いの今日の出来事を聞き合う時間を設けることで、関係を深められます。

逆に、いくら長時間家にいたところで、ソファーでスマホをいじって文句を言うだけ……というような態度であれば、時間が長いほど苦痛になる可能性も。夫婦の時間の“質”こそがポイントです。

感謝の気持ちを言葉で伝えていない

お互いが「今日も暑い中、仕事をしてくれてありがとう」「美味しいご飯を作ってくれてありがとう」という気持ちを持っていたとしても、それを口に出さないと伝わらないものです。

日本人男性は、とくに「妻に感謝を伝えるのは照れくさい」という方が少なくありません。ですが、言わなければ伝わらないのが人間関係の常。結婚当初は「ありがとう」「助かるよ」「美味しいね」と言っていたのに、何年も経つうちにどんどん言わなくなり、夫婦仲がギスギスしていく……というのはよくある話です。

もちろん、妻側も同じです。「夫だって仕事で大変なんだろうな」「暑い中お疲れ様」と思っていても、何も言わなければ相手に伝わりません。「言わなくても分かるでしょ」ではなく、あえて言葉にすることが夫婦円満への近道です。

一方が高圧的・モラハラ気質になりやすい

相手を見下す発言、暴言、威圧的な態度は、離婚を招く原因の中でも深刻です。モラハラ気質の人は、自覚がないまま相手を“しつけ”や“指導”のつもりで否定し続けるケースが多いのですが、受ける側は疲弊しきってしまいます。

  • 「女は家にいろ」
  • 「女のくせに稼ぎが少ない」
  • 「俺ぐらい稼いでこい(実際は月に数十万円程度)」
  • 「お前の化粧品は無駄遣いだ」

こうした言葉は、相手の自己肯定感をどんどん削っていきます。最初は我慢できていたとしても、限界は必ずやってきます。「もうこれ以上一緒に暮らせない」となる前に、態度や物言いを改める必要があります。

お互いを尊重し合う姿勢がない

人間は兄弟や親子でも価値観が異なるもの。夫婦はもともと血のつながっていない“他人”同士が一緒に暮らすわけですから、むしろ意見の相違があって当然ともいえます。

問題は、価値観の違いを責め合うこと。

  • 「あの人のあれはおかしい」
  • 「こんな考え方は非常識だ」

と、一方的に否定し合っていると、少しずつ気持ちが離れていきます。特に子育てやペットの育成など、夫婦で一緒に取り組む場面では、価値観の違いが出やすいもの。それを「許せない」と一蹴してしまうのではなく、「あなたはそう思うのね」と受け入れてから、互いに妥協点を探る。そういう柔軟さを忘れたとき、夫婦関係は大きく崩れやすいです。

交際1年未満で結婚した

最後に、少し意外に感じられるかもしれないポイントが「交際期間の短さ」です。アメリカの調査では、交際1年未満で結婚したカップルのうち、3年以内の離婚率が非常に高いというデータがあります。
交際1年目というのは“ラブラブ期”で、相手の短所すらも美徳に見えてしまいがち。結婚して実際に暮らし始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しても、すでに夫婦生活に突入しています。どちらかが「もう限界」と思えば、比較的早い段階で離婚の話が出ることもしばしばです。

もちろん、1年未満の交際で結婚しても幸せな夫婦はたくさんいます。ただし、その場合は「相手の嫌な部分も受け入れる努力をすること」が必要不可欠。初期のうちに相手を深く知ろうとせず、理想のイメージばかりを追いかけていると、現実に直面したときのショックが大きくなりがちです。


離婚する夫婦の特徴を回避するには

ここまで6つの特徴をお話ししましたが、これはあくまで「将来離婚の危険度が高いポイント」です。もしあなたやパートナーに当てはまるものがあったとしても、すぐに「離婚確定」となるわけではありません。大切なのは、今からでも関係を修復し、改善する意識を持てるかどうかです。

  • 相手を批判するだけでなく、まずは気持ちを聞いてみる
    「どうしてそう考えるの?」と冷静にたずねることで、意外な誤解が解けることもあります。
  • ありがとう・ごめんなさいを言葉にする
    当たり前すぎて恥ずかしいと感じるかもしれませんが、お互いの尊厳を認め合う第一歩になります。
  • 夫婦で過ごす“質のいい時間”をつくる
    お互いに向き合う時間がゼロになると、すれ違いはどんどん大きくなります。1日30分でも、じっくり会話してみましょう。

どれも単純なことのように見えますが、こうした基本を“毎日コツコツ続ける”姿勢が何より大事。こうした積み重ねが、やがて大きな信頼関係を築くのです。


不倫解決カウンセラー 河村陽子のYouTubeで学ぶ夫婦円満の秘訣

私のYouTubeチャンネルでは、不倫問題を中心に夫婦関係全般に役立つ情報を発信しています。実際に不倫をしてしまった旦那様が「別れたくても別れられないメンヘラ女性」に苦しんでいたり、逆に不倫をされた奥様が夫婦再構築を目指していたり……。さまざまなケースに即した解説や事例をお話ししています。

もちろん、「不倫していないけど夫婦仲が微妙……」という方向けの動画も多数あります。お金の使い方に対する夫婦の考え方、家事や子育ての分担、モラハラ傾向の解決策など、不倫以外の夫婦問題についても解説しています。離婚を回避するために知っておきたい考え方や実践的なコミュニケーション術を学べますよ。

▶こちらのリンクから私のYouTubeチャンネルをご覧ください
不倫解決カウンセラー 河村陽子のYouTubeチャンネル


まとめ~離婚する夫婦の特徴を知り、今から夫婦関係を変えてみる

今回は、将来離婚率98%と言われる「離婚する夫婦の特徴」を6つに分けて解説しました。

  1. お金の価値観が合わない
  2. 夫婦で過ごす時間が極端に少ない(質も悪い)
  3. 感謝の気持ちを言葉に出さない
  4. 一方が高圧的・モラハラ気質
  5. お互いを尊重し合う姿勢がない
  6. 交際1年未満で結婚(相手を深く知らないまま結婚)

これらの特徴はいずれも、日常生活の中でふとした瞬間に表面化してきます。特に、お金の使い方や高圧的な態度は、いちど不満を抱くと溝が深まりやすい問題です。「今はまだ大丈夫だから」と放置せず、早めに話し合ったり、プロのカウンセラーに相談したりすることをおすすめします。

私自身も交際期間が1年未満という短いスパンで結婚し、結婚3年目に夫の浮気に直面しました。そのときはかなりショックでしたが、そこから必死に学び、夫婦関係を立て直すことに成功しました。もちろん、私自身もまだまだ試行錯誤の連続です。夫婦関係は一度うまくいくと決まったら一生安泰、というものではありません。日々のすれ違いや怒り、悲しみをどう乗り越えていくかが勝負です。

もしあなたが今まさに夫婦関係で悩んでいるなら、どうか一人で抱え込まないでください。何から始めればいいのか分からないときこそ、適切な情報を知り、専門家や経験者の声を聞くことが大切です。

私のYouTubeチャンネルやブログでは、不倫や離婚問題に関する具体的な解決策、心の持ち方を数多く紹介しています。書籍や動画の特典も多数ご用意していますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。小さな気づきが、あなたの夫婦関係を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。もしこの記事がお役に立てたのなら、ぜひ【将来離婚する夫婦】離婚率98%の夫婦の特徴がある の動画もチェックしてみてください。あなたの夫婦関係に少しでもプラスになれば幸いです.

-不倫妻の心理