こんにちは、不倫解決カウンセラーの河村陽子です。
不倫関係から略奪婚へと進む道のりは、多くの人が想像するような「ハッピーエンド」ではありません。むしろ、新たな困難の始まりと言えるでしょう。不倫カウンセリングの現場では、略奪婚後に訪れる現実に苦しむ方々の声を数多く聞いてきました。
不倫関係は刺激的で心を燃やすものですが、結婚生活という日常の中では全く異なる問題が待ち受けています。今回は、略奪婚をした方々がよく直面する「あるある問題」と、不倫関係から見えてくる厳しい現実についてお話しします。
略奪婚の甘い幻想と厳しい現実
不倫関係にある女性の多くは、「この人と結婚できれば幸せになれる」「私なら彼を幸せにできる」という幻想を抱きがちです。相手の男性が既婚者であっても、その障壁を乗り越えて結ばれることだけに焦点が当たり、その先にある現実的な問題については考えが及ばないことが多いのです。
略奪婚を目指す女性たちは、いわば「夢見るユミコちゃん」のような心理状態。目の前の恋愛感情に没頭するあまり、冷静な判断ができなくなっています。特に長期間の不倫関係にある女性ほど、略奪することに執着する傾向があります。
ここで考えていただきたいのは、「不倫だから心が燃えているのか」それとも「その人自身に本当に魅力を感じているのか」という点です。多くの場合、禁断の関係という状況そのものがもたらす高揚感に酔っているだけかもしれません。
私たち妻の立場からすると、「そんなに素晴らしい男性ではない」と言いたくなります。結婚生活の中では、相手の良い面も悪い面も全て見えてくるものです。トイレを汚したり、生活習慣の悪さなど、日常の中での相手の姿は、不倫関係の中で見せる姿とは大きく異なります。
略奪婚カウンセリングから見えてくる現実
私がカウンセラーとして関わってきた略奪婚を経験した方々からは、「この男性を変えることができるでしょうか?」という相談が非常に多いです。不倫から始まった関係は、新たな困難に直面したとき、再び同じ逃避行動(不倫)に走る傾向があります。元不倫夫・元不倫妻は、再婚後も困難な状況に直面すると、また別の不倫関係に逃げ込むパターンが見られるのです。
今回は、私がカウンセリングで実際に聞いた略奪婚した女性たちの声と、SNSで見つけた生の声をもとに、略奪婚後に待ち受ける7つの「あるある」について紹介します。これから不倫関係から略奪婚を考えている方は、ぜひこの現実を知った上で、自分の選択を考え直してほしいと思います。
略奪婚後に直面する7つのあるある
それでは不倫略奪結婚で直面する7つのあるあるについて解説していきます。
あるある①:「月に1回の子供との面会が嫌だ」
前の結婚で子どもがいる場合、その父親である元不倫相手(現・夫)は、当然自分の子どもと定期的に会うことになります。これは正常な親としての感情であり、血のつながった子どもとの関係を断つことはできません。
しかし、略奪婚をした女性の中には、この面会を嫌がる人がいます。「私たちの時間が削られる」「元妻の影響が気になる」などの理由からです。これは自分中心の考え方であり、「自分が一番大事」という自己中心的な価値観の表れといえます。
子どもとの面会を嫌だと感じるならば、そもそも子どもがいる既婚者との不倫関係自体を避けるべきだったのです。略奪婚をするなら、このような現実も受け入れる覚悟が必要です。
あるある②:「元奥さんと連絡を取っているのが嫌だ」
子どもがいる場合、元奥さんとの連絡は避けられません。子どもの学校行事、健康状態、進路など、親として共有すべき情報は多くあります。これも親としての当然の責任です。
略奪婚した女性がこの連絡を嫌がるのは、自分の立場の不安定さや、元妻への嫉妬心からかもしれません。しかし、これも略奪婚を選んだ時点で覚悟すべき現実の一つです。元の家族関係を完全に断ち切れると考えるのは、甘い考えと言わざるを得ません。
元妻との連絡を受け入れられないのであれば、そもそも既婚者との関係自体を避けるべきだったのです。
あるある③:「義両親が自分と元嫁を比べるのが嫌だ」
夫の両親(義両親)にとって、元嫁は長年家族として接してきた人物です。5年、10年、あるいは20年という歴史があります。その関係を一朝一夕で忘れることはできません。
義両親が無意識に元嫁と新しい嫁(略奪婚した女性)を比較するのは自然なこと。「前の嫁はこうだった」「この部分は前の嫁の方が良かった」といった発言が出ることもあるでしょう。
これに耐えられないのであれば、略奪婚という選択自体を再考すべきです。比較されることは覚悟の上で関係を進めるべきだったのです。
あるある④:「義両親が元嫁の子供(孫)の写真を飾っているのが嫌だ」
義両親にとって、元嫁との間にできた子どもは大切な孫です。血のつながりがある以上、その愛情は変わりません。孫の写真を飾ることは、祖父母として当然の行為です。
略奪婚した女性がこれを嫌がるのは、自分の立場への不安や嫉妬心からでしょう。しかし、義両親に孫の写真を隠させたり、孫の話題を避けさせたりすることは、義両親に不必要な気遣いを強いることになります。
義両親にとって、略奪婚した女性への配慮と孫への愛情の間で板挟みになる辛さを理解してほしいものです。
あるある⑤:「養育費を払い続けているのが無駄に思える」
前の結婚で子どもがいる場合、養育費の支払いは法的にも道義的にも当然の義務です。子どもが3人いれば、毎月5〜10万円の養育費が発生することも珍しくありません。
略奪婚した女性の中には、この養育費を「無駄なお金」と考える人がいます。しかし、視点を変えてみてください。もし今の夫が養育費を支払わないような人間だったら、あなた自身との離婚時にも同じように責任から逃げる可能性が高いのです。
養育費は子どもに対する親としての最低限の責任です。これを受け入れられないのなら、そもそも既婚者との関係自体を避けるべきでした。
あるある⑥:「子供の制作物が押し入れにあるのが気に入らない」
夫の子どもの作品や思い出の品が家にあることを嫌がる略奪婚女性もいます。しかし、これらは夫にとって大切な思い出であり、自分の子どもとの絆の証です。
これを捨てさせたり隠させたりすることは、夫の人格や過去を否定することになります。そのような関係性は長続きしないでしょう。むしろ、このような小さなことにまで嫉妬や不満を持つ姿勢に、夫が辟易してしまうケースも少なくありません。
あるある⑦:「夫が死んだら財産が子供に行くのが嫌だ」
夫の遺産が前妻との子どもに相続されることを嫌がる略奪婚女性もいます。しかし、法律上、子どもには法定相続権があります。これは覆せない事実です。
夫の財産は、夫がこれまで関わってきた人々との関係性の中で築かれたもの。それを全て自分のものにしようという考え方は、あまりにも自己中心的です。
このような考えを持つ女性と再婚した男性も、その狭量さに気づいたとき、関係性を見直さざるを得なくなるでしょう。
略奪婚を考える前に知っておくべき真実
結婚生活は、単なる好き嫌いの感情だけでは成り立ちません。特に略奪婚の場合、相手の過去、家族関係、経済的責任などを含めて、全てを受け入れる覚悟が必要です。
不倫関係にある女性たちは、現実を直視せず、「この人と結婚できれば幸せになれる」という幻想だけを見ています。しかし、結婚後に待っているのは、想像していたよりもはるかに複雑で困難な現実です。
不倫男性たちも目を覚ますべきです。新しい恋愛感情に浮かれて前の家族を捨てても、同じ問題は新しい関係にも持ち込まれます。問題から逃げるのではなく、向き合うことが本当の解決につながります。
略奪婚を考えている方々へ。今一度立ち止まって、冷静に考えてみてください。一時の感情に流されて下した決断が、その先の人生全てを左右することになります。
まとめ:略奪婚の前に立ち止まって考えるべきこと
不倫関係から略奪婚へと進むことは、一見ハッピーエンドのように思えるかもしれませんが、実際には新たな困難の始まりです。元家族との関係、義家族との軋轢、財産問題など、予想以上の現実的な問題に直面することになります。
本当の幸せは、刺激的な恋愛感情だけでなく、困難にも共に向き合える関係性の中にあるのです。略奪婚が唯一の選択肢だと思い込む前に、その先にある現実をしっかりと見据え、冷静な判断をしてほしいと思います。
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