【不倫の傷を癒す方法】信頼を裏切られた心の痛みと向き合うためにできる11の方法

不倫解決カウンセラー 河村陽子

9歳年下の夫と大学生の娘と3人暮らしで、結婚21年目。福岡県北九州市生まれで、裕福ではない家庭で育ち、自己肯定感が低かった。10代後半にダメ男に9年間貢ぎ、借金生活を経験。営業の世界で成功し、年収1500万円の営業主任となり、9歳年下の後輩と結婚。しかし結婚3年目に夫の不倫が発覚し、7年間苦しむ。夫婦関係を再生し、カウンセラーとなる。2011年から夫の不倫解決専門家として活動し、13年間で9000件以上のカウンセリングを行い、不倫から夫婦円満や離婚後も幸せになれる女性を多数サポートしている。

こんにちは、不倫解決カウンセラーの河村陽子です。

今日はとても大切なテーマについてお話しします。「信用していた夫や妻に不倫をされて、心がズタボロになってしまった時の対処法」についてです。

特に辛いのは、裏切りに加えて、あなたが悪者にされたり、モラハラされたりするケース。こんな時、心は本当に傷つき、どうしていいか分からなくなってしまいますよね。でも、不倫問題を解決するには、まず自分自身の心を整えることが何よりも大切なのです。

不倫されたことがある人にしか分からない心の痛み。でも、その痛みを乗り越え、自分らしい人生を取り戻すための具体的な方法をご紹介します。私自身も7年間の不倫被害を経験し、その苦しみから抜け出すことができました。あなたもきっと大丈夫。一緒に前を向いていきましょう。

不倫による心の傷とその影響

不倫されたことを知った時の衝撃は、言葉では表現できないほど大きなものです。信頼していた相手に裏切られるという経験は、単なる悲しみや怒りを超えた、深い心の傷になります。特に、長年連れ添った夫婦間で起こる不倫は、自分のアイデンティティや自己価値感までも揺るがすことになります。

私のカウンセリングに来られる方々は、「自分が何か悪いことをしたのかもしれない」「私に魅力がなくなったから」と自分を責めてしまうことがほとんど。しかし、相手の不倫は相手自身の問題であり、あなたのせいではありません。

不倫によって受けた傷は、時に次のような症状となって現れることがあります。

  • 食欲不振や過食
  • 不眠や過眠
  • 集中力の低下
  • 自己肯定感の喪失
  • 将来への不安や恐怖
  • 感情の起伏が激しくなる

これらの反応はすべて正常なものです。心に深い傷を負ったのですから、回復には時間がかかります。しかし、適切なケアと対処法を知ることで、この苦しい時期を乗り越えることができるのです。

不倫の傷を癒す11の方法

信頼していた人に裏切られた時、心はズタボロになります。そんな時にあなたの心を癒し、立ち直るための11の方法をお伝えします。特に不倫発覚後の6ヶ月間は、これらを意識的に取り入れてみてください。

心と体の逃げ場を5つ作る

不倫された直後は、相手に嫌われないよう、さらに頑張ってしまう人が多いのですが、これが後で大きな感情のリバウンドを引き起こします。ダイエットと同じで、頑張りすぎると必ず反動が来るのです。

不倫発覚後の6ヶ月間は、特に頑張らないことを意識してください。その代わりに、自分の心と体を休める「逃げ場」を最低5つ作っておきましょう。例えば、

  1. お気に入りの温泉に行く
  2. 動物と触れ合う時間を作る
  3. 好きなゲームに没頭する
  4. 映画やドラマを見る
  5. 自然の中で深呼吸する

なぜ5つも必要かというと、状況によっては選択できないものもあるからです。複数の選択肢があれば、どんな状況でも自分を癒す方法が見つかります。

今の自分の心を大切にする

不倫され中は、どうしても不倫相手や配偶者の気持ちばかりを考えてしまいがちです。「なぜこんなことをしたのか」「何を考えているのか」と、相手の心の中を推測して苦しむのです。

しかし、不倫をしていない人間が、不倫している人間の考えを理解することはできません。それは単なるエネルギーの無駄遣いです。

今は相手ではなく、自分自身の心を大切にすることに集中してください。自分がどう感じているか、何が必要かを優先するのです。

今の自分だけに集中する

不倫されている時、私たちは過去の反省や未来への不安に囚われがちです。「あの時ああしていれば…」「これからどうなるのだろう…」という思考の罠にはまります。

しかし、過去は変えられませんし、未来は誰にも分かりません。結婚した時、数年後に不倫されるなんて想像もしていなかったように、これからの数年後も予測不可能なのです。

だからこそ、「今、ここ」にいる自分自身に意識を向けることが大切です。今の自分の感情、今必要なこと、今できることだけに集中しましょう。

疲れた時は無理をしない

真面目な人ほど、不倫されても頑張りすぎてしまう傾向があります。しかし、疲れたときに無理をすると、心が折れてしまうリスクが高まるため注意が必要です。

特に子どもがいる家庭では、親が心身共に疲弊してしまうと、子どもたちも大きな影響を受けます。自分の限界を認め、時には「できない」と言うことも必要です。

朝食の準備が難しい日は、前もって冷凍おにぎりを作っておく、外食で済ませる、簡単なものにするなど、工夫をしましょう。自分を追い詰めないことが、長い目で見れば家族のためにもなります。

無理に友達付き合いをしない

普段なら楽しいはずの友人との時間も、心に深い傷を負っている時は苦痛になることがあります。みんなが幸せそうに見え、「この中で私だけが不幸だ」と感じてしまうからです。

そんな時は、無理に交友関係を維持しようとせず、断る勇気を持ちましょう。本当の友人なら、あなたの状況を理解してくれるはずです。距離を置くことで離れていく友人は、そこまでの関係だったということ。気にする必要はありません。

1人の時間を1日10分でも作る

子育て、仕事、家事に加えて不倫問題を抱えると、自分だけの時間を持つことが難しくなります。しかし、心の回復には「自分だけの時間」が不可欠です。

たとえ10分でも良いので、意識的に1人の時間を作りましょう。朝の瞑想、お風呂でのリラックスタイム、寝る前の読書など、自分なりの方法で心を休める習慣を持つことが大切です。

瞑想は特に効果的で、脳の機能を整え、ストレスを軽減します。寝たままでもできる簡単な瞑想法もありますので、試してみてください。

食べたいものを食べるだけ食べる

不倫されている時期は、食欲が極端に落ちることが多いものです。食べ物の味がわからなくなったり、何を食べても美味しく感じなかったりします。そのため、短期間で大幅に体重が減少することも珍しくありません。

この時期は栄養バランスよりも、とにかく食べることを優先しましょう。食べたいものだけを食べ、少しでも口に入るものがあれば良しとするのです。

食事を取らなければ体力が回復せず、精神的な強さも維持できません。自分や家族に優しくあるためにも、まずは自分の体に必要な栄養を与えることから始めましょう。

不倫人間の機嫌を取らない

不倫されている側は、相手の機嫌を取ろうと必死になりがちです。これ以上嫌われないように、顔色を伺い、気を遣い、必死に努力してしまうのです。

しかし、すでに心がボロボロの状態で頑張り続けると、精神的な病に繋がる危険性があります。不倫発覚後の半年間は、相手の機嫌を取ることを完全に止めましょう。

あなたは悪くないのですから、相手の機嫌を取る必要はありません。自分の心を守ることを最優先にしてください。

無理に笑顔を作らない

不倫されている側は、「笑顔でいなければならない」「明るく振る舞わなければならない」という思い込みを持ちがちです。特に子どもがいる場合は、子どものために笑顔を作ろうとします。

しかし、無理に作った笑顔は心をさらに疲弊させます。不倫発覚後の半年から1年の間は、「~しなければならない」という考えを一旦手放しましょう。

笑顔を振りまきたくない時は、無理に笑顔を作る必要はありません。無表情でも構いません。自分の本当の感情を受け入れることが、回復への第一歩です。

嫌なことを嫌と言う

不倫をされると、相手に気を遣いすぎて、言われるがままになってしまうことがあります。しかし、相手の言いなりになっていると、不倫も終わらず、最悪の場合は相手のペースで離婚に進んでしまうこともあります。

営業の手法に「イエスセット法」というものがあり、これは小さなYESを積み重ねると、最終的に大きなYESにも同意してしまう心理を利用したものです。不倫相手もこれと同じように、あなたの同意を少しずつ引き出そうとするかもしれません。

嫌なことは「嫌だ」とはっきり言える自分になりましょう。それが難しい場合は、無視するという選択肢もあります。何も答えず、その場から離れるのも一つの方法です。

小麦粉をなるべく取らない

最後に、最も重要な11番目のポイントをお伝えします。これは意外かもしれませんが、不倫の傷を癒す上で非常に効果的な方法です。

不倫されている時期、多くの人が炭水化物、特に小麦粉製品を過剰に摂取しがちです。パン、ケーキ、パスタなど、小麦粉を使った食品は「comfort food(慰めの食べ物)」として知られています。

しかし、日本人の腸は小麦粉の消化に適していないと言われています。小麦粉に含まれるグルテンが腸壁に付着し、腸の健康を損なう可能性があるのです。

腸は実は「第二の脳」とも呼ばれ、幸福感をもたらす神経伝達物質であるセロトニンの約90%が腸で作られています。腸の健康が損なわれると、セロトニンの分泌が減少し、精神状態にも悪影響を及ぼすのです。

小麦粉の摂取を減らし、代わりに日本人の体に合った米や蕎麦などを食べるようにすると、驚くほど精神状態が改善することがあります。特に心が弱っている時期は、食事に気を配ることで、心の回復を助けることができるのです。

不倫の傷から立ち直るための第一歩

不倫による心の傷は深く、回復には時間がかかります。しかし、適切なケアと対処法を知ることで、その過程をより健全に、より早く進めることができます。

今回ご紹介した11の方法は、不倫カウンセリングの現場で多くの方々の回復を助けてきた実践的なアプローチです。全てを一度に実践する必要はありません。あなたの状況や気持ちに合わせて、できることから少しずつ始めてみてください。

特に重要なのは、自分を責めないこと。不倫は相手の問題であり、あなたのせいではありません。そして、回復には時間がかかることを受け入れましょう。焦らず、自分のペースで前に進んでいくことが大切です。

自分の感情を認め、受け入れること。怒りも悲しみも恐怖も、すべて自然な感情です。それらを抑え込むのではなく、適切な方法で表現することで、心の回復が促進されます。

そして、必要なら専門家のサポートを求めることも検討してください。カウンセリングや心理療法は、このような困難な時期を乗り越えるための有効な手段となります。

まとめ:不倫の傷を癒し、新たな自分を見つける旅

信頼していた人に裏切られた時の心の痛みは計り知れません。しかし、その痛みからの回復の過程で、多くの人が自分自身の強さや価値に気づき、より深い自己理解を得ることができます。

不倫の傷を癒すための11のポイントをもう一度振り返りましょう。

  1. 心と体の逃げ場を5つ作る
  2. 今の自分の心を大切にする
  3. 今の自分だけに集中する
  4. 疲れた時は無理をしない
  5. 無理に友達付き合いをしない
  6. 1人の時間を1日10分でも作る
  7. 食べたいものを食べるだけ食べる
  8. 不倫人間の機嫌を取らない
  9. 無理に笑顔を作らない
  10. 嫌なことを嫌と言う
  11. 小麦粉をなるべく取らない

これらの方法を実践することで、あなたは少しずつ心の傷を癒し、自分らしい人生を取り戻していくことができるでしょう。

私も7年間の不倫被害を経験し、深い絶望の中にいました。でも、これらの方法を実践することで、少しずつ立ち直ることができました。今ではその経験を活かして、同じ痛みを抱える方々のサポートをしています。

辛い時期は必ず終わり、そしてその先には新たな自分、より強く自分を大切にできる自分が待っています。あなたは一人ではありませんので、共に歩んでいきましょう。

不倫の傷から回復する道のりは決して簡単ではありませんが、今日からできる小さな一歩を踏み出すことで、確実に前進することができます。自分自身を信じて、一歩ずつ、自分のペースで進んでいきましょう。

この記事があなたの心の癒しに少しでも役立つことを願っています。皆さんの幸せな未来のために、私も引き続きサポートを続けていきます。


このブログでは、パートナーの不倫に苦しむ方が、自分の力で幸せを勝ち取るためのコツを発信しています♪

◆LINE登録で3大特典プレゼント中🎁
・不倫年表(15分動画)
・不倫発覚時に15の質問(小冊子)
・妻・夫の不倫を早期解決する5ステップ(全80分動画)

▶︎無料メルマガ登録のプレゼント
・有料セミナー5本をプレゼント中🎁
(見るだけで解決に!不倫解決ステップ動画)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

▶︎オンラインクラブ幸せ研究所
不倫を解決するコンテンツが満載✨

-不倫夫の心理, 不倫妻の心理