こんにちは、不倫解決カウンセラーの河村陽子です。
長年にわたり夫婦関係の修復に携わる中で、私が最も多く耳にするのが「レス(セックスレス)の悩み」。そして、このレスの問題が放置されると、残念ながら不倫へと発展するケースが非常に多いのが現実です。
しかし、なぜ妻はセックスを拒むようになるのでしょうか?
多くの男性は「疲れている」「子育てで余裕がない」「年齢による性欲の低下」などの理由を思い浮かべるかもしれません。もちろんそれらも要因の一つですが、実は別の重大な原因があることをご存じでしょうか。
サレ妻(夫に不倫をされた妻)からの相談で断トツに多いレスの原因、それは「性行為痛」です。
性行為痛とは、その名の通り性行為の際に女性が感じる痛みのことです。この痛みは時に非常に強烈で、女性にとっては「喉から大根が出そうなほどの痛み」「頭がズキンとするほどの痛み」と表現される方もいます。このような痛みを感じる性行為を、誰が望むでしょうか?
今回は、多くの夫が気づいていないレスの原因「性行為痛」について、その実態と解決策をお伝えします。
レスの原因となる「性行為痛」の実態
性行為痛は、単なる気分の問題ではなく、実際に女性が感じる身体的な痛みです。しかし、男性はこの痛みを理解できず、多くの場合「大げさに言っている」「気分の問題だ」と片付けてしまいがちです。
夫婦間の大きな溝を生む理解不足
ある40代の女性クライアントはこう話しました。「夫に痛いと伝えても理解してもらえず、むしろ『そんなに俺が嫌いなのか』と責められました。でも本当に痛いんです。どうしても受け入れられなくて、結局、夫は不倫に走りました」
このようなケースは珍しくありません。レスになった原因を究明せず、単に「拒否された」という感情だけが残り、互いの溝が深まっていきます。特に男性側が「自分が拒否された」という感情に支配されると、女性の痛みに対する理解が更に遠のいてしまうのです。
性行為痛はいつから始まるのか
多くの女性が性行為痛を経験し始める代表的なタイミングは以下の通りです。
- 出産後:特に二人目の出産後にレスになるケースが多い
- 長期間のブランクの後:セックスレスが続いた後の再開時
- 更年期前後:ホルモンバランスの変化による影響
- ストレスや疲労が極度に高まった時期
ある50代女性は、「二人目を産んでから13年間、夫婦の営みがありません。最初は出産後の痛みからでしたが、時間が経つにつれて『もう痛いのは嫌だ』という恐怖感だけが残りました」と語っています。
レスの原因になる「性行為痛」の主な要因
性行為痛には様々な原因がありますが、主なものをご紹介します。これらを理解することが、夫婦関係修復の第一歩となります。
身体的要因による性行為痛
女性の体は非常にデリケートです。特に膣は使わなければ使わないほど、その機能が低下していきます。
具体的には、
- 膣の萎縮:長期間セックスがないと、膣が収縮し、硬くなります
- 潤滑不足:十分な前戯がないと、膣の潤いが足りず、摩擦で痛みが生じます
- ホルモンバランスの変化:加齢や出産によるエストロゲンの減少で、膣の弾力や潤いが低下します
あるクライアントの女性(45歳)は「3年のブランクの後、久しぶりに夫と関係を持とうとしたら、入口からものすごく痛くて涙が出ました。夫はそれを見て『もういいよ』と言いましたが、その後、関係は更に冷え込みました」と話しています。
心理的要因による性行為痛
痛みは身体的なものだけではありません。心理的な要因も大きく影響します。
- 過去のトラウマ:最初の性体験での強い痛みが心理的トラウマになることがある
- 恐怖感:過去の痛みの記憶から「また痛いかも」という恐怖感が生まれ、体が緊張する
- 罪悪感や羞恥心:自分の体や性に対する否定的な感情が緊張を引き起こす
50代のあるクライアントは「親から『そういうことは汚い』と教えられてきたせいか、自分の体を見ることさえ恥ずかしく感じています。その緊張感が痛みを引き起こしているのかもしれません」と語りました。
夫のアプローチによる要因
実は女性の性行為痛の原因として、夫のアプローチにも問題があることが少なくありません。
- 十分な前戯の不足:女性の体が準備できていない状態での挿入
- 雑な行為:特に他に性的出口(不倫など)がある場合、妻への行為が雑になりがち
- コミュニケーション不足:痛みのサインを見逃す、または無視する
「夫は自分の満足だけを求め、私の反応には無関心です。痛いと言っても『大げさだ』と相手にされません。そんな状態では、もう受け入れたくないんです」と話す女性も少なくありません。
レスの原因を解消する実践的なアプローチ
性行為痛という問題を認識したら、次は解決に向けたアプローチです。夫婦で協力して取り組むことが理想ですが、まずは女性自身ができることから始めましょう。
専門医への相談という選択肢
まず最初に検討すべきは、婦人科医への相談です。痛みには医学的な原因がある場合もあります。
- 適切な診断:痛みの原因が病理的なものか確認する
- ホルモン療法:エストロゲン低下による萎縮には、局所ホルモン療法が効果的な場合も
- レーザー治療:「モナリザタッチ」などのレーザー治療が有効なケースもあります
ある58歳の女性は「婦人科で相談したら、萎縮性膣炎と診断されました。適切な治療を受けたら、痛みが大幅に軽減し、夫婦関係も徐々に改善しました」と報告しています。
自分自身で行うケア方法
専門医への相談と並行して、自宅でできるケアも効果的です。
オイルマッサージの効果
オイルマッサージは性行為痛の改善に効果的なアプローチの一つです。
- 専用オイルの使用:デリケートゾーン専用のオイルを使うことが重要
- マッサージ方法:お風呂などリラックスした状態で、膣入口を優しく円を描くようにマッサージ
- 継続の重要性:一度だけでなく、定期的に行うことで効果的
「最初は恥ずかしかったですが、自分の体を知る良い機会になりました。3ヶ月続けると、明らかに痛みが減りました」と実践した女性は語っています。
膣ダイレーターの活用法
膣ダイレーターとは、膣を徐々に広げるための医療器具で、性行為痛の改善に効果があります。
- サイズの選択:最初は細いものから始め、徐々に太いものへ
- 使用方法:リラックスした状態でゆっくりと挿入し、数分間保持
- 段階的アプローチ:無理をせず、痛みのない範囲で行うことが重要
「ダイレーターを使い始めて2ヶ月、夫との関係も怖がらずに持てるようになりました。夫も私の努力を理解し、より優しくなってくれました」というケースも報告されています。
パートナーとのコミュニケーションが鍵
性行為痛の問題は、個人で解決できる部分もありますが、最終的には夫婦間のコミュニケーションが鍵となります。
痛みを伝える勇気と伝え方
多くの女性は「夫を傷つけたくない」「理解してもらえないのでは」という恐れから、痛みを伝えることをためらいます。しかし、伝えないことで問題は解決しません。
- 適切なタイミング:性行為の最中ではなく、落ち着いた状況で話し合う
- 具体的な表現:「痛い」だけでなく、どのような痛みか、どの程度かを説明する
- 感情的にならない:責めるのではなく、共に解決したい問題として伝える
「長年言い出せずにいましたが、勇気を出して夫に痛みのことを話しました。最初は信じてもらえませんでしたが、医師の診断結果を見せたことで、やっと理解してくれました」という女性の声もあります。
夫ができるサポート
女性の性行為痛に対して、夫ができることは多くあります。
- 時間をかける:十分な前戯と潤滑を心がける
- 痛みのサインに敏感になる:パートナーの表情や反応に注意を払う
- 治療に協力する:治療や改善策に理解を示し、必要なら一緒に医師に相談する
ある夫婦の例では「妻の痛みを知った夫は、自分なりに勉強し、専用のオイルを買ってきてくれました。そんな姿を見て、私も夫を信頼できるようになりました」というポジティブな変化が報告されています。
レスの原因を知り、夫婦関係を再構築する
性行為痛を含めたレスの問題は、放置すると不倫など更に大きな問題に発展することがあります。しかし、適切な理解と対応で、問題は解決できます。
専門家のサポートを活用する
夫婦だけでは解決が難しい場合は、専門家のサポートを受けることも選択肢の一つです。
- カウンセリング:夫婦間のコミュニケーションの改善に効果的
- セックスセラピー:性に関する悩みに特化した専門家のアドバイス
- 医学的治療:婦人科医や泌尿器科医による専門的診断と治療
「カウンセリングを通じて、夫も自分の問題点に気づき、私も自分の気持ちを素直に表現できるようになりました。20年ぶりに夫婦関係が復活しました」という成功例も少なくありません。
性行為痛からの回復事例
実際に性行為痛を克服し、レスから脱出したカップルの例をご紹介します。
40代夫婦の回復例
子育てと仕事に追われる40代の夫婦。産後6年間レス状態でした。妻は性行為痛があり、再開を恐れていましたが、夫の不倫をきっかけに問題に向き合うことに。
婦人科での診察とカウンセリングを受け、妻は自己ケアを始め、夫は適切なアプローチ方法を学びました。3ヶ月後、痛みが軽減し、6ヶ月後には自然な夫婦生活が戻ってきました。
50代夫婦の再出発
50代の夫婦は10年以上レス状態でした。妻は更年期の影響もあり、強い性行為痛を感じていましたが、夫に伝えられずにいました。
互いに不満を抱えていましたが、カウンセリングを通じて本音で話し合う機会を得ています。医学的治療と精神的なサポートにより、1年後には痛みなく関係を持てるようになりました。
まとめ:レスの原因を理解し、共に乗り越える
「レスの原因」の一つである性行為痛は、多くの夫婦関係に深刻な影響を与えています。しかし、この問題は決して解決不可能ではありません。
性行為痛は女性にとって非常にリアルな身体的・精神的苦痛です。この痛みを理解せず「気のせい」「大げさだ」と片付けてしまうことが、夫婦間の溝を更に深める結果となります。
重要なのは、この問題を夫婦で共有し、共に解決に向けて歩むという姿勢です。女性は自身の体の状態や感じる痛みを正直に伝え、男性はそれを真摯に受け止め、理解しようとする努力が必要です。
特に40代以降の夫婦にとって、性行為痛はレスの大きな原因となります。しかし、適切なケアとコミュニケーションによって、多くのカップルが問題を乗り越え、より深い信頼関係を築いています。
夫婦の営みは単なる肉体的な行為ではなく、心と心のつながりを確認する大切な時間です。その時間が痛みを伴うものになってしまえば、自然と避けるようになるのは当然のことです。
レスの原因を正しく理解し、適切な対応をすることで、夫婦関係は必ず改善します。そして、それが不倫などの二次的な問題を防ぐことにもつながるのです。
あなたの夫婦関係に悩みがあるなら、まずは勇気を出して話し合ってみてください。そして必要であれば、専門家のサポートを受けることも検討してみるとよいでしょう。
性行為痛という問題は、決して恥ずかしいことではなく、多くの女性が経験する一般的な悩みです。この記事が、苦しんでいる方々の一助となれば幸いです。
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