こんにちは、不倫解決カウンセラー 河村陽子です。令和の今、妻が不倫に走ってしまうケースが増えています。実は妻が不倫するまでには、たくさんの小さな「諦め」や「我慢」が積み重なっていることが多いのです。夫からしてみれば「妻が不倫なんてあり得ない」と思いたくなる気持ちも分かりますが、結婚生活が長くなるほど「もう夫なんていらない」「熟年離婚をしたい」と妻が思うほどの不満が蓄積されている可能性は否定できません。
そこで今回は、私のYouTubeチャンネル「不倫解決カウンセラー 河村陽子」でもお話ししている、「高確率で熟年離婚になる夫の行い」と、その対策としての夫婦円満ポイントをご紹介します。特に、妻の不倫を食い止めるために有効な5つのポイントをピックアップしました。同じ家で暮らす夫婦だからこそ、夫が少し行動を変えるだけで妻の気持ちは大きく変わります。ぜひ最後まで読んでいただき、実践してみてくださいね。
【熟年離婚が増える背景】妻の不倫が引き金になることも
「熟年離婚」と聞くと、子どもが独立して夫婦二人きりになったときに「価値観が合わなくなったから」「老後を一緒に過ごしたくないから」といった理由で離婚するイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし実際は、妻が長年にわたって積み上げてきた不満や諦め、そして不倫を通して新しい道を選ぶという流れが引き金になるケースも少なくありません。
もちろん「不倫は決して褒められた行為ではない」というのが大前提です。しかし、女性が不倫に走る理由の多くは「我慢の限界」「家族よりも自分の心を大切にしたい」「もう夫には期待できない」という悲痛な思いに突き動かされているのが現実です。私がこれまで数え切れないほどの相談を受けてきたなかでも、妻が不倫を決意する前には、結婚生活の小さな摩擦が幾重にも積み重なり、最後に「この人とはやっていけない」と一線を越えてしまうパターンが目立ちます。
妻の「諦めポイント」が増えると不倫リスクが高まる
妻が不倫に至る最大の要因は、「夫との関係に疲れ果ててしまう」こと。特に近年は共働き夫婦が増えましたが、まだまだ家事や育児を妻側が圧倒的に負担しているケースが多いように感じます。夫が
・仕事が忙しい
・家のことは分からない
と口にして、家事や育児にノータッチ。これだけならまだしも、感謝や労いの言葉すらないと、妻の心の中で絶望感や孤独感が徐々に大きくなっていくのです。
こうした心のすれ違いが長年続くと、「もう家族のために頑張る自分が馬鹿らしい」と感じるようになります。そこで妻に優しい言葉をかけてくれる存在や、自分を女性として認めてくれる存在が現れれば、「夫にはこれまでさんざん期待して裏切られてきた。私はもう、自分が幸せになれる道を歩きたい」と考えてしまうかもしれません。こうして妻の不倫が始まり、それが夫に発覚すると修復不可能になり、最終的に「熟年離婚」に至ってしまうケースも多いのです。
熟年離婚を避けるための5つのポイント
実は、妻の不倫を防ぎ、夫婦関係を良好に保つのは決して難しいことではありません。妻にとって嬉しいと感じられる、ほんの少しの行動が積み重なればよいのです。ここでは私が「妻の不倫を防ぐだけでなく、夫婦円満になるために効果抜群」と考える5つの具体策をご紹介します。ぜひ実践してみてください。
帰るコール(事前連絡)をする
一つ目はとてもシンプルですが、意外とできていない人が多い「帰るコール」です。これは電話でもメールでもLINEでも構いません。たったこれだけでも、妻は「いつご飯を温め直せばいいか」「どのタイミングで料理を仕上げればいいか」などを把握でき、時間も気持ちも準備しやすくなります。
特に、「夫の分を温かい状態で出してあげたい」という気持ちがある妻ほど、帰る時間が読めないと精神的にも疲弊します。にもかかわらず、夫が帰宅して冷たいご飯しかないと「なんで俺のご飯が用意できてないの?」と不満を言う…。これでは妻が切なくなるのも当然です。「数秒で済む事前連絡」こそが妻にとって大きな気遣いになる、とぜひ心に留めておきましょう。
食事中にスマホやテレビを見ない
二つ目は「食事中にスマホやテレビを見ない」ことです。妻は仕事や家事で時間のない中、あなたやお子さんが少しでもおいしく食べられるように、一生懸命工夫しているかもしれません。下ごしらえのかかる料理や、栄養バランスを考えた献立など、想像以上に「時間」と「手間」をかけているんです。
にもかかわらず、夫がスマホやテレビに釘づけで「うわ、この料理うまい!」のひと言もなければ、妻の労力は報われません。むしろ「作らないほうがマシ」「手抜き料理でも気づかないなら、もう頑張らなくていいや」と諦めの気持ちが増幅します。食事のときは画面をオフにして、ほんの数分だけでも夫婦のコミュニケーションを大切にしてみてください。
家事を一つでもいいから率先して行う
三つ目は「家事を何か一つ、やってみる(またはやる素振りを見せる)」です。専業主婦であっても家事は大変ですが、共働きのご家庭ならなおさらです。共働きなのに「家のことは分からない」「手伝おうか?」という言い方をしていては、いつまでたっても妻が負担しっぱなし。それどころか「気がついたほうがやればいい」「君が主導してよ」などと押し付けがましくなると、妻のストレスは爆発寸前です。
重要なのは「手伝う」ではなく「自分も当事者としてやる」という姿勢です。特に、ゴミ出しや風呂掃除、食器洗いなど、日常的に発生する家事をほんのひとつ担当してみてください。それだけで妻の負担は大きく減り、「私のために動いてくれている」という安心感につながります。
休日は夫が料理をしてみる
四つ目は「休日に夫が料理をする」こと。大掛かりなメニューでなくて構いません。インスタントラーメンをアレンジしたり、チャーハンや焼きそばといった簡単なものでOKです。大切なのは「料理を含めて家事全体を経験すること」。
普段料理をしない人ほど、キッチンが散らかりやすいので、「俺が作ったから後片付けは任せる」は言わないほうがベターです。材料の買い出しから調理、後片付けまで一連の流れを体験すると、毎日の献立に頭を悩ませている妻の気持ちを初めて理解できることもあるでしょう。たった月に1回の挑戦でも、妻からの評価は驚くほど高くなります。
記念日やイベントを大切にする
五つ目は「記念日をきちんと祝う」ことです。記念日好きの妻にとって、誕生日や結婚記念日をないがしろにされるほど悲しいことはありません。男性側からすれば「何年も記念日をやってきたし、もういいじゃん」「いつも同じような食事じゃないか」と思うかもしれませんが、妻はずっと心待ちにしているのです。
毎年派手に祝えと言っているわけではありません。外食やちょっとしたプレゼント―たとえば1万円程度でも、思いが伝わるものを用意すれば、妻は「大事にしてもらっている」と感じます。逆に「何年記念日すんねん」といった言葉で茶化してしまうと、一気にテンションは下がり、「もう何も期待できない」と諦めてしまうのです。
熟年離婚を防ぐための行動を今すぐ始めよう
以上、妻の不倫リスクを下げ、熟年離婚を防ぐための5つのポイントをご紹介しました。まとめると、
- 帰る時間を事前に知らせる
- 食事中はスマホやテレビに目を奪われない
- 家事を当事者意識でこなす
- 休日は夫が料理をしてみる
- 記念日を大切にする
この5つの行動をすべて完璧にこなす必要はありません。できるものから1つずつ始めてみるだけでも、妻の心には「夫が気遣ってくれている」という思いがじわじわと広がります。積み重なってきた不満を一気に消し去るのは難しいかもしれませんが、長い結婚生活だからこそ「今からでも変われる」可能性は大いにあります。今この記事を読んだタイミングが、実践をスタートさせるベストタイミングです。
【最後に】あなたの一歩が妻の心を取り戻すきっかけになる
この記事では、熟年離婚を防ぐ5つの具体策についてご紹介しました。妻側の不満は、本当に小さなことの積み重ねです。だからこそ、夫が一つでも行動を変えるだけで「こんなに思ってくれていたんだ」と驚くほど気持ちが変わることもあります。
もし今、妻の態度が冷たかったり、会話が減っているなと感じるなら、一日でも早く何らかのアクションを起こしましょう。「どうせ遅いかも…」と諦めてしまうのはもったいないです。長年連れ添った夫婦だからこそ、お互いに持っている情や思い出、支え合ってきた実績があるはずです。そこにあなたの努力が加われば、思っているよりも早く夫婦関係が好転する可能性があります。
ぜひ私のYouTubeチャンネル「不倫解決カウンセラー 河村陽子」をご覧いただき、さらに詳しいアドバイスや具体的な事例を参考にしてみてください。私も、より多くのご夫婦が円満な関係を取り戻し、「熟年離婚」に至る前に問題解決できるよう心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
筆者:不倫解決カウンセラー 河村陽子
▼YouTubeチャンネルはこちら:
https://www.youtube.com/@furinkaikethu
「高確率で熟年離婚になる夫の行い」動画もぜひチェックしてみてください。
※ブログやSNSでご紹介いただく際は、ぜひリンクを貼ってくださると嬉しいです。熟年離婚を回避し、夫婦円満を続けられるよう、これからもさまざまな情報を発信していきます!