こんにちは、はじめまして。不倫解決カウンセラー 河村陽子と申します。私は日頃、不倫問題や夫婦関係に悩む方々のカウンセリングを行いながら、「夫婦のパートナーシップをより良い状態へ導く」ことをお手伝いしています。近年、セックスレス 大国とも言われる日本では、不倫大国へ移行しつつあるという深刻な現状があります。とくに、1年以上にわたり夜の夫婦生活がない方は要注意です。実際に私のカウンセリングの場では、セックスレスが原因で不倫に発展してしまったり、夫婦仲そのものが大きく崩れてしまったりするケースにたびたび遭遇します。
本記事では、セックスレスの背景や、妻側レスと夫側レスそれぞれの特徴、そして特に妻側レスがもたらす心身への悪影響について詳しく掘り下げていきたいと思います。さらに、どうしても夫婦間で営みが再開できない場合に、女性として自分をケアするためのヒントもお伝えします。実際に動画で詳しく解説しているYouTubeチャンネルへのリンクも掲載しますので、ぜひ合わせてご覧ください。
セックスレスが増える理由と妻側レスの影響
日本は「セックスレス 大国」と揶揄されるほど、夫婦間で夜の営みが行われないケースが多くなりました。子どもが生まれてから夫婦生活が途絶えたまま長期化している例や、共働きで疲労が蓄積し、夫婦ともに性欲どころではなくなってしまう例など、原因は人それぞれです。また、妻側レス・夫側レスという言葉があるように、どちらが拒否しているのかによって状況も変わってきます。
特に、妻側レスが長期化する場合、妻ご本人の心身に大きな悪影響が及ぶことがあります。女性の場合、性行為を通じて愛情を確認したり、女性ホルモンが分泌されてストレスを軽減したりする役割が大きいためです。セックスレスが続けば続くほど、女性は“女性としての自信”を失いやすくなり、知らず知らずのうちに心身の健康を損ねてしまうのです。
セックスレスが体にもたらすリスク
セックスレスが続くと、心だけではなく身体にも少なからず影響があります。とくに1年どころか、2年、3年、さらには10年以上も夫婦生活を持たないまま過ごしてしまうと、さまざまな問題が発生しやすくなります。
膣の乾燥・萎縮
女性器は、適度に性行為を行うことで血流が促され、潤いを保ちやすくなります。しかし、セックスレスが長期化し、膣を刺激する機会がほとんどなくなると、潤いが不足しがちです。さらに出産や授乳期、更年期など、ホルモンバランスが乱れるタイミングと重なると、膣の乾燥は一気に進むことがあります。乾燥によって性交時に痛みを伴いやすくなり、それが“セックス=痛いもの”という負のイメージを植え付けてしまうのです。
骨盤底筋の衰えと尿漏れリスク
女性の骨盤まわりは筋肉の塊です。夫婦生活を通じて膣や骨盤底筋を自然に収縮させていたものが、まったく使われない状態が続くと筋肉は衰えていきます。とくに、出産後の方や加齢が進んだ方では尿漏れなどのトラブルが顕在化しやすくなり、自分でも気づかないうちに生活の質が低下してしまう原因にもなります。
心の不調につながる
セックスは肉体的な快感だけでなく、“幸せホルモン”とも呼ばれるオキシトシンの分泌を促すといわれています。このオキシトシンは、日々のストレスを和らげたり、心を落ち着かせたりするうえで大切な役割を担っています。性行為がなければオキシトシンが十分に分泌されにくくなるため、ちょっとしたことでイライラしやすくなったり、寝つきが悪くなったり、さらにホルモンバランスが乱れて更年期症状が重くなったりすることもあり得るのです。
セックスレスの妻に見られる心理的な葛藤
多くの場合、妻側レスの背景には“女性としての自信の喪失”や“パートナーへの不満の蓄積”が存在しています。「夫が自分を女性として見てくれない」「育児に追われているのに家事・育児を手伝ってもらえない」などのストレスが積み重なると、愛情表現どころか夫のちょっとした触れ合いすら嫌に感じるケースもあるのです。
さらに、夫に不倫疑惑がある場合や、すでに不倫の事実が発覚している場合は、「夫が他の女性と関係を持っているのではないか」という疑心暗鬼が根強く残り、ますますセックスレスが長期化してしまいます。私のカウンセリング経験上、セックスレスを原因として夫が外へ目を向けるケース、もしくは夫が不倫を始めたことで妻が拒否感を抱き、レスになるケースはどちらも珍しくありません。
セックスレス夫婦の改善ステップ~女性の自助ケアが大切~
「夫が不倫中で、夫婦の営みなんてできない」「子どもがいてそんな雰囲気になれない」という場合でも、女性が自分自身のケアを行う方法はいくつか存在します。自分の心身を守るためにも、以下のような対処法を検討してみてください。
- セルフマッサージで血流を促す
週に1回でも良いので、入浴中などリラックスできる時間帯に下腹部や骨盤まわりのマッサージを行ってみましょう。デリケートな部分は、保湿力のあるオイルやジェルを使ってケアすることが大切です。膣内ケア用の潤滑剤や保湿ジェルも市販されていますので、信頼できるメーカーや安全性の高い商品を探してみてください。 - 安全な範囲で官能的な映像を見る
視覚的な刺激を取り入れることで、女性としての自分を思い出すきっかけを得られます。無理のない範囲で、ロマンチックな映画や官能表現のある動画を視聴し、「性」に対して前向きな気持ちを呼び覚ますのも一つの方法です。慣れていない方は、ソフトな内容から始めると抵抗が少ないでしょう。 - 必要ならばセルフプレジャーも検討する
これについては「恥ずかしい」という気持ちが先行しがちですが、実は多くの女性が何らかの方法でセルフケアを行っています。人に話す必要はありませんが、身体の仕組みを知るため、自分の性欲や性感の状態を確認するためにも、セルフプレジャーは立派なケア方法です。女性ホルモンの活性化やストレスの軽減という意味でも、意味のある取り組みだと私は考えています。
セックスレス解消に向けて夫婦で取り組むべきこと
実際にセックスレスを解消しようと考えたとき、最も大事なのは夫婦双方の歩み寄りです。たとえ今は夫が不倫中で話し合いが難しい状況だったとしても、いずれ関係を修復したいと思うのであれば、以下のようなポイントは念頭に置いてみてください。
- コミュニケーションの再構築
まずは夫婦で話すきっかけを増やし、普段からお互いの考えや気持ちを共有しやすい空気を作りましょう。日頃の些細な会話の積み重ねが、夫婦生活の再開への第一歩となります。 - 相手の状況を思いやる
妻側レスの背景には、出産・育児・仕事など女性特有の負担が多すぎて、心身ともに“もう無理!”となっているケースが少なくありません。一方で夫は夫で、仕事のストレスや加齢による体力の低下が影響している可能性があります。お互いの大変さを理解し合う姿勢が大切です。 - 夫婦間の「性」に対する考えのすり合わせ
お互い、性行為に何を求めているのか? “ただの子づくり”ではなく、“相手を思いやり、快感を共有し合う大切な時間”として再定義できるのか。これらの価値観をすり合わせるだけでも、意識が大きく変わることがあります。
まとめ~夫婦の未来と健康を守るために
セックスレスは夫婦仲の冷え込みだけでなく、不倫問題の引き金や女性の健康リスクを高める原因にもなります。長期にわたって放置してしまうと、心身へのダメージが大きくなるばかりか、夫婦として取り返しのつかない溝を作ってしまいかねません。とくに妻側レスの場合は、女性ホルモンや精神面への影響が深刻化する恐れがあるため、早めの対策・改善が肝心です。
「パートナーに相談できない」「夫が不倫をやめてくれない」という方は、まずは“自分のケア”から始めてみてはいかがでしょうか。自分を大切にすることで、心と体が少しずつ整っていき、結果的に夫婦関係を見直すきっかけになることもあります。
さらに詳しい内容や、具体的な解決策については、私のYouTubeチャンネルでも発信をしています。下記の動画では、夜の夫婦生活が1年以上ない状態が続くことの危険性や、気づかないうちに妻が失ってしまう大切なもの、そして具体的なセルフケアの方法などを解説しています。
▼【危険なセックスレス】夜の夫婦生活が1年以上ない方は要注意!▼
上記のリンクからアクセスしていただき、「セックスレスってそんなに深刻なの?」と疑問に思われる方はぜひチェックしてみてください。動画を通じてリアルにお伝えしている実態や、私が普段のカウンセリングで感じている危機感を共有できれば幸いです。
夫婦関係にお悩みの方は、お一人で抱え込まずにまずは情報を集めるところから始めてみましょう。セックスレスは恥ずかしいことでもタブーな話題でもありません。私たち人間にとって、ごく自然で大切な生理的欲求の一つです。だからこそ、適切な情報と正しいケアで心と体を守っていくことが、よりよい人生を送るためのカギになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てましたら、ぜひまた私のYouTubeチャンネルに遊びに来てくださいね。これからも夫婦関係や不倫問題に悩む方々に向けて、リアルで役立つ情報をお届けしていきたいと思います。
今後も「不倫解決カウンセラー 河村陽子」をどうぞよろしくお願いいたします。